ダブルエリミネーションの敗者側の山『Losers Bracket』とは？
ネットゲーム初心者
すみません、オンラインゲーム用語の『ロスブラーケット』がわかりません。
ネットゲームの達人
ロスブラーケットは、ダブルエリミネーション方式のトーナメントで使用される用語です。ウィナーズブラケットで負けたプレイヤーが入る敗者側の山のことです。
ネットゲーム初心者
ウィナーズブラケットとロスブラーケットがあるんですね。
ネットゲームの達人
そうです。ウィナーズブラケットで勝ち進むプレイヤーと、ロスブラーケットで敗者復活を目指すプレイヤーがいる構造です。
Losers Bracketとは。
「オンラインゲームでは、『ルーザーズブラケット』という用語がある。ダブルエリミネーション方式のトーナメントで、一度負けた選手たちが敗者復活を目指す場所を表すんだ。」
ダブルエリミネーション方式ってなに？
ダブルエリミネーション方式とは、トーナメントにおいて選手またはチームが1回負けたら敗退するシングルエリミネーション方式とは異なり、1回負けても敗者復活できる方式です。つまり、この方式では選手またはチームは2回負けるまで敗退しません。この方式は、特にシングルエリミネーション方式では勝者に有利になってしまうという欠点を補うために考案されました。ダブルエリミネーション方式では、敗者復活の可能性があるため、選手またはチームはよりリスクを負ったプレイをすることができ、よりエキサイティングな試合展開が期待できます。
Losers Bracketとは？
Losers Bracketとは、ダブルエリミネーション方式のトーナメントにおいて、敗戦者のために設けられる別々のトーナメントの枝のことです。この仕組みでは、最初の試合で敗北したチームが、敗者側の山で競い合い、トーナメントへの参加を続けることができます。敗者側の山の勝者は、次に勝者側の山の敗者に挑戦し、トーナメントの決勝戦に進出する権利を獲得できます。
Losers Bracketのメリットとデメリット
Losers Bracketのメリットとデメリット
Losers Bracketのメリットは、敗退してもトーナメントに留まり、勝利のチャンスが得られることです。これにより、チームや選手はたとえ勝てなくても、経験を積み、スキルの向上を図ることができます。また、Losers Bracketではしばしば、敗退したチームがより気軽に挑戦的な戦略や戦術を試みることができます。
一方で、Losers Bracketのデメリットも存在します。敗退はモチベーションの低下につながり、敗者側に回ったチームは士気を失いやすくなります。さらに、Losers Bracketはトーナメントを長引かせるため、参加チームがより多くの試合をこなす必要があり、疲弊につながる可能性があります。
なぜLosers Bracketが必要なのか？
「なぜLosers Bracketが必要なのか？」
トーナメント式の競技において、敗者側の山であるLosers Bracketは欠かせない存在です。このシステムは、敗戦を喫したプレイヤーに別の戦いの機会を与え、トーナメントの興奮と競争力を高めるために導入されています。Losers Bracketがなければ、最初の敗戦で大会から脱落してしまうプレイヤーが多数発生し、トーナメントの盛り上がりも減退してしまいます。また、Losers Bracketは強豪プレイヤーがトーナメントから早期に敗退しないようにする安全弁の役割も果たします。
Losers Bracketで活躍した有名なプレイヤー
Losers Bracketで活躍した有名なプレイヤー
「Losers Bracket」では、トーナメントの序盤で敗退したプレイヤーが救済措置として再参戦できる。ここでの活躍が目覚ましいプレイヤーは少なくなく、トーナメント全体を盛り上げる存在となっている。中でも有名なのが、2018年に開催された「EVO 2018」での「STREET FIGHTER V」の大会で、敗者側からの大逆転劇を演じた「ときど」だ。彼は敗者側の山を勝ち進み、決勝で優勝した「ボンちゃん」を破り、見事優勝を飾った。また、2019年開催の「EVO 2019」では、「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」で敗者側から優勝した「マリオ」使いの「あcola」が記憶に残る活躍を見せた。これらのプレイヤーたちは、敗者側の山でも決して諦めず、高いレベルでのプレイを披露することで、観客を沸かせたのである。